Wednesday, November 16, 2016

目的があればやる気は出る!モチベーションなんかいらない、それは仕事でもゲームでも同じ!



『社員のモチベーションを上げるにはどうすればよいか』

という事を言う管理職や人事の人って多いですよね。

僕はそもそも、モチベーションという単語をつかっている時点で違うと思います。

モチベーションを無理にあげないとやらない仕事って、本人が必要性や目的をなんにも実感していないなによりの証拠で、
ある意味、正直な反応ですよね。


ぼくにも、目的が分からなくて、一切モチベーションが上がらなかったけど、
目的をもった瞬間に意識が変わった経験があります。

ゲームで。笑



高校生の頃、友達にネットゲームをやろうって誘われたんですよ。
GameOnという会社のRedStoneというMMORPGゲームです。

剣を使うキャラ、弓を使うキャラ、回復させるキャラ、
いろいろいて、パーティーを組んでモンスターを狩っていく、
みたいな一般的なMMORPGだったんですが、
まだゲーム自体がサービススタートしたばっかりで、
あちこちの狩場に敵はいるけれども、
その敵を倒す以外にやる事がなかったんですよね。

敵をたくさん倒せば、レベルもあがるし、技も強くなるんですが、
ぼくはやる気にならなかったんです。
なんか、物語のイントロみたいなものも無く、
ただ敵を倒す・・・
エンディングも無さそうだし、なんかやる意味あるのかなぁっ
考えてました。


ぼくを誘ってきた友達はメキメキ強くなっているようで、
ぼくはその友達に、
「なにをしてるん?」
と聞いたら、
「レベルあげてる!」
と返ってきました。で、さらにそこで、
「なんで?」
と聞いたんですが、確か答えは返ってこなかったです。

ぼくにはレベルをあげる理由というか意義が
よく分からなかったので、
誘われてはじめたけど、やめようかなぁ・・・。

と思っていました。



ところが!
そうこうしているうちに、「ギルド戦」という遊びが実装されました。


プレイヤーが仲間を募ってギルドをつくり、
ギルド対抗でチーム戦を行う機能が追加されたんですね。

それを知った瞬間からぼくは、
対人戦か!それはおもしろそうだ!勝ちたいぞ!
勝てる技を研究して、キャラを育てるぞ!


という気持ちに火がつきました。火がついた瞬間を覚えていますね。



その後は、誘ってきた友達を追い抜く勢いでレベルを上げて、
普段の狩りよりも対人戦で有効な技を習得して、
ギルド戦用のキャラをつくっていきました。
それからのRedStone生活は、楽しかったです。
高校1年~2年ぐらいは、そのせいで廃人みたいに
なりましたけどね。笑 


ぼくの昔の例を出しましたが、
モチベーションをどうあげたら良いか、を考えるのではなく、
そもそもモチベーションをあげないと取り組めないような
ものはやめて、
目的がハッキリしているものをやろう、という事ですね。

目的が明確なら、何をどのスケジュールですれば良いかも決まりますし。

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